コロレフのロシア宇宙飛行管制室は、3月21日水曜日かその1日前にミール姿勢制御システムを再起動させる予定であると述べています。
姿勢制御システムを起動させることでミールのソーラー・アレイは太陽を追跡し始め、電源バッテリーを充電することができます。 日本時間3月22日に予定されている軌道離脱操縦は、ミールのコンピューターと推進システム用の信頼できる電力が必要です。 ステーションの電源供給システムの故障は、最もありえる心配されている故障で、それは重要な軌道離脱操縦の際に起こるかもしれないとコロレフのミッション管制室の主任であるウラジミールSolovievは言っています。 2番目に考えられる緊急事態は、ミールのメインのコンピューターの故障です。 Slovievによると両方のシナリオが起こっても、フライト管制官はプログレス貨物船の自律操縦システムを使って24時間後に再突入を実施できるということです。 現在ミールは軌道上をゆっくりと回転しながら地球を周回していて、そのディジタル制卸システムはいわゆる「インジケータ・モード」で作動しています。従って、地上管制官はミールのオンボード・コンピューターをモニターはしていますが、コマンドは何も送っていません。 3月16日現在ミールの軌道の平均高度は、早朝の238.5キロメートルから236キロメートルに1日で約2.5キロメートル下がりました。 |