NASAは、シャトルの600枚の湿った耐熱タイルが飛行中に剥がれ落ちないように乾燥させる作業が長引いており、シャトル・アトランティス号の打ち上げは6月20日以降になると木曜日に述べました。
アトランティス号は、ケネディ宇宙センターの格納庫の中にあり、強力な加熱ランプを使って右翼と左主脚ドア縁の雨水が染み込んだ耐熱タイルの乾燥作業が続けられています。 シャトルは、2月20日にカリフォルニアのエドワーズ空軍基地に着陸した後、4日間風雨に曝されました。 シャトルがフロリダに戻ってから、専門家達がタイルの乾燥作業を続けてきました。 その後の、検査で水分は無くなっているとされていました。 しかし、先週の点検で、およそ2万枚のタイルのうち600枚にまだ水が染み込んで湿気を帯びていることが判りました。 NASAは、湿ったままのタイルでシャトルの飛行を許可しません。 何故なら、湿気が凍ってタイルにひびを入れて船から落ちる可能性があるからです。 |