12月1日のシャトルエンデバー号の打ち上げ際に、オービターの左側の固体ロケットブースターを外部燃料タンクに固定している支柱を分離させる爆薬カートリッジが起爆しませんでした。
問題の支柱の中にある2重化されたNASAの標準起爆剤つまり雷管は起爆しませんでしたが、ブースターはきれいに分離しました。 12月1日エンデバー号の固体ロケットブースターの分離(RealVideo) しかし、この問題解決の為に、来年1月遅くに予定されている米の実験室モジュールをISSへ届けるにシャトル・アトランティス号のミッションに影響を与えそうです。 アトランティス号は、月曜日早くにケネディ宇宙センターの格納庫から打ち上げ台39Aに牽引されるて移動される予定になっています。 しかし、エンデバー号の打ち上げ際に何が悪かったかの解析結果によっては、月曜日のオービターのロールアウトは延期される可能性があります。 シャトルの2本の固体ロケットブースターは、初期上昇の為のほとんどの力として2分4秒間燃焼します。 内部チャンバーの気圧が50ポンド立法インチになった時、ブースターは投棄されてパラシュートで大西洋に落ちていきます。 今週遅くにエンデバー号の左側のブースターを検査した際に、エンジニア達はブースターロケットの3本の船尾側支柱の1本内にある2本の雷管の内の1本が起爆していないのを発見しました。 「彼らはケープでSRBを調べていた昨夜それを発見しました。ボルトは支柱を分離させる為に2重の雷管を持っています。まだ詳しいことは判っていませんが、現在私が理解する所では、1個の雷管が起爆してもう1個が起爆しなかったということです。現時点ではそうとしか言えません。完全な調査を経て何故1個の雷管が起爆しなかったか決定されます。しかし、2重システムがその役割を果たしたことは言えます。」とエンデバー号のフライトディレクターのウィリアム・リーヴズは言っています。 固体ロケット・ブースターの船尾側支柱の図解 |