6月18日付け NASA WATCH は

科学委員会議長がNASAにISSが衝突しかかった状況を質問。

という見出しの記事を報じています。

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   議会の科学委員会議長F.ジェームズSensenbrenner Jrhaは、昨週末に国際宇宙ステーション(ISS)とロシアの使い切ったブースターロケットとがあやうく衝突しそうになった状況について尋ねました。

 NASAのダン・ゴールディン長官へ宛てた書簡の中で、Snsenbrenner議長は、危機の際のNASAの対応として、将来起こるこのような状況を回避する為にどのようなステップが取られるのか、そしてNASAは、ほぼ1週間たって外部の情報筋がこの事故を暴露するまで 何故議会や一般にこのことを知らせなかったのかを質問しています。

 今回の事故では特に2つの事が私の心を乱しています。

 1つは、長官の決定が議会への責務を断ち、ISSの重要な軌道をロシアに押し付け、我々が200億ドルも投資しているISSを昨週末に危険なめに陥れたことです。

 NASAは、不成功に終わったISSの軌道操縦の遂行を全くロシアに頼っていました。

 そして2つめは、幾人かには隠蔽工作とまで疑われたようにこの事故を何故議会や一般に知らせなかったかです。

 「それは、NASAや概して議会や一般社会との関係にとって良いことではありません。」と、Sensenbrennerは述べています。

 「ダン・ゴールディンは先週ジョンソン宇宙センターで衝突しかかったことを私に伝えませんでしたが、彼はポジティブ・ノート上で、私への早急な回答と情報通知の必要性を心得ていると保証しています。」と、Sensenbrenner議長は加えました。


 以下は、NASAのゴールディン長官へ宛てたSensenbrenner議長の書簡へ添付れた文書。

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106-54
1999年6月18日
ワシントン市20546NASA本部
尊敬すべきダニエル・ゴールディン長官

親愛なるゴールディン様


   私は、ロシア地上管制室からの要請があったとき、国際宇宙ステーション(ISS)が、衝突の危険性を回避する為の操縦を開始できなかったと全国ニュースで報道されている記事をNASA以外の情報筋から聞いて、失望しました。

 NASAがこの事故を議会へ知らせなかったことは、言い訳のたたないことです。

 通告の欠如は、庁の代表者がこの事故が全国ニュースで伝えられることを知っていたという事実で更に言語道断のものになりました。

 もし我々が宇宙計画へ適切な資金提供を行なう努力を継続しなければならないならば、NASAの科学委員会への追跡記録情報通知の維持は改善されなければなりません。

 それは、この事件が取り組まなければならない心配事を増やしたことを意味しています。

   我々が確認した限りでは、NASAは、 6月11日金曜日の夕方ロシアの使いきったロケットブースターがISSの数キロメートル以内の距離を6月13日日曜日の朝方に通過する事を知りました。

 翌朝、空軍はNASAに修正された軌道の映像を通知しました。それは、ISSの1キロメートルの距離内でロシアのブースターが通過する恐れがあって、衝突の確立は1%であることを示しており、NASAは明らかに容認できないと思ったようです。

 それにもかかわらず、NASAとロシア宇宙庁(RSA)がISSを遠ざける作業を決定するまでに数時間が経過しました。

   NASAが修正された空軍の算定値を知った時点からISSを危険でないところに動かすと決定するまで何と長くかかったことでしょうか?

 NASAと空軍の修正後のコミュニケーションの手順はISSにとって脅威ではないのでしょうか?

 私の理解の限りでは、その決定がなされるまでの機会は、ISSにスピンを停止させる、向きを定める、ロシアのブースターが通過する午前7時30分(EST)頃までにエンジンに点火するという3つの指令を続けるだけです。            


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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.reston.com/nasa/congress/06.18.99.sensen.html



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