|
ロシアの映画監督は、ほぼ2年の間、俳優を宇宙に送って、宇宙飛行士がミール宇宙ステーションを放棄しよという命令を頑なに拒む筋の映画を制作しようと夢見てきました。
そして今ロシアが実際にミールを放棄する計画をしていることで、ついに自分にチャンスが巡ってきたとユリ・カラが金曜日に述べました。 ロシア宇宙庁は、8月に現在の乗組員を帰還させ、ミールを無人で残してステーションの軌道を下げ、来年早々にも大気圏で燃焼させることを決定しました。 しかし、彼らはステーションの軌道を下げる準備する為に、来年早々に別の乗組員を２、３日間送るかもしれません。 カラは金曜日の記者会見で、もし新しい乗組員が上がるならば、彼らの中に自分の俳優を入れるつもりだと述べたとインターファックス通信社が伝えました。 ロシア宇宙庁のスポークスマン・セルゲイGorbunovは、他の２人の 乗組員メンバー（実際の宇宙飛行士）はカメラマンとして行動し、カラは地上のミッション管制センターから映画製作の指揮をとると述べています。 カラの映画の中でも、ロシアはミールを放棄しようとしています。 しかし、裏切り者の宇宙飛行士が自分の余命を地球軌道で過ごすと言ってステーションから去ることを拒絶します。 そして地上管制官は、彼を連れ戻す為にある女性を送り込むことを決意します。 1人の俳優だけがミールへ行きます。 他の俳優が登場する宇宙のシーンは、地上か無重量状態を模倣する自由落下中の輸送機の中で撮影されますと、カラが述べました。 最初カラは、この映画製作の計画を２年前に発表しました。しかし、 ロシア当局が最近彼らの大切なステーションを運営資金難の為に放棄すると決定したので、その計画は惜しくも休止していました。 そして今再びこの映画化構想が浮上しました。2月に予定される撮影のタイミングは、この計画を現実の話と溶け込ませています。 カラは、この映画の製作費を詳細に話すことは拒みましたが、これまでで最も費用のかかった映画「タイタニック」に匹敵すると述べました。 以前は、カラはもっとはるかに少ない数字を述べていました。 この発表は、ロシア宇宙庁がミールの年間の運営資金2億5000万ドルを猛烈に探している時に行われました。 カラの計画は、宇宙当局が考えていた基金調達計画の１つです。 カラは、この映画製作費のどれくらいが宇宙庁へ分け与えられるのかは述べませんでし。 裏切り者の宇宙飛行士を演じる俳優ウラジミール・Steklovは、現在モスクワ郊外のロシア宇宙飛行士トレーニング・センターで900時間の訓練を行っていると、カラが述べました。 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 |