シャトル・コロンビアの秒読みは火曜日の打ち上げに向けてスムースに進んでいますが、NASAのマネージャーと契約会社は、チャンドラX線望遠鏡の電源システムの電気コンデンサーの信頼性などの問題を再検査しています。
情報筋は、エンジニア達は、16億ドルのチャンドラの打ち上げは予定通りに許可されると「慎重かつ楽観的」な見方をしていますが、最終決定はいつもの打ち上げ2日前の管理検査までなされないでしょうと伝えています。 この原稿は概略だけですが、このコンデンサーに関する最初の懸念が明らかになったのは、数週間前にこの望遠鏡の第一契約会社TRW社がチャンドラに搭載されている40数個のコンデンサーが組まれている電気系統のうちの数個のコンデンサーにひびが入っているのを発見した時でした。 NASAの情報筋は、他の3つの軌道衛星に搭載されている同じ電気系統のコンデンサーはこれまで故障を起こしたことはないと言っています。 |