航空機やアマチュアのヨットマンや登山家によって広く使われているGPSは、2000年コンピューター問題と同様にそのタイミング装置のリセットが影響を及ぼすのではないかと心配されていました。
沿岸警備隊や全世界の救急サービスが警戒を続けていましたが、土曜日朝までにトラブルの報告はほとんどありませんでした。 「まったくいつもの週末で、実際には非常にのんびりした1日でした。」と、カリフォルニア州ロングビーチの沿岸警備隊員ダニーPheeが述べました。 アメリカ空軍は、このシステムがまだ正常に作動していて安心したと言っています。 しかし、日本のカー・ナビ製造業社には600件(実際には3100件以上)の苦情が寄せられたと報告されています。 ドライバーに彼らの道順を教える電子スクリーンが映らなくなったり、変な記号が点滅したりしました。 パイオニア社は、専用電話でおよそ600件の問い合わせを受けたと、シミズ・ヒデヒコ・スポークスマンが伝えました。 ドライバー達は、彼らのシステムを無料で修理してくれる最寄りのショップへ直行しました。 20個以上の衛星に頼っているGPSネットワークは、ユーザーの所在置を2、3のメートル以内の精度で示します。 しかし、2000年問題のような事で、初期の衛星はタイミング装置が世界時で土曜日夜に終了してリセットしました。 空軍宇宙司令部は、いわゆる「エンド・オブ・ウィークエンド」は無事通過して、衛星は高度11,000のマイル(17,700km)の軌道を正常に機能しながら回り続けていると述べました。 「全世界の軍や民間人のGPSユーザーは、GPS衛星からの正確な情報の依存を続けることができる。」と言っています。 200年問題は今年末に世界中の多くのコンピューターに影響を与えると予想されていますが、科学者達は衛星がゼロに戻ったときに何が起こるのか全くわかっていません。 旧型の装置は、作動しなくなるか不正確な指示を示すかもしれないと心配されていました。 世界中の船員やパイロットやアウトドア・スポーツの愛好家達は、旅行の前に彼らのGPSレシーバーをチェックするように勧められていました。 例えば多くのアマチュア・アウトドア・スポーツ愛好家が、当初ミサイルを補足する為に軍事目的で開発されたこのシステムに完全に頼るようになっています。 米国連邦航空局は、航法装置に問題が起きたというパイロットからの報告は受けていないと言っています。 アメリカ・レジャーボート協会USボートは、自分のレシーバーが「ロールオーバー」対応かどうかわからない人は誰でも、メーカーの使用をリストアップしている彼らのウェブサイトでwww.navcen.uscg.mil で確認できると言っています。 アメリカ沿岸備隊もまた彼らのウェブサイト www.navcen.uscg.mil を掲げています。 |