ロシアのズベズダ・サービス・モジュール・ミッションの詳細にわたる中継報道が、来週、以下のようにNASA-TVで行われます。それには、モジュールが新しい国際宇宙ステーション(ISS)のコンポーネントとして軌道で働き始めるところまで含まれます。
ズベズダは、7月12日午後1時56分(日本時間)に改造型プロトン・ロケットのトップに搭載されてカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定です。 NASA-TVの打ち上げ生中継は、12日午後1時30分(日本時間)からコロレフにあるロシア・ミッション管制室、バイコヌール宇宙基地、ISS飛行管制センター、テキサス州ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターからの解説を交えて始まります。 ライブ・テレビでの打ち上げ中継は、プロトン・ロケットのカウントダウン、打ち上げと上昇飛行に続き、ズベズダの軌道投入、打ち上げおよそ15分後のモジュールのソーラアレイ展開まで行われます。 打ち上げ自体は、バイコヌールとコロレフからの打ち上げ後記者会見でフォローされ、その後、ロシアの飛行管制室による詳細なズベズダの軌道上チェックなどコロレフから2週間に渡っての定期的なアップデート報告があります。 ISSは、7月26日の午前(日本時間)にズベズダとランデブーを行います。 以下は、ズベズダの打ち上げからドッキングまでのNASA-TVによる中継スケジュールです。(全て日本時間) 7月12日水曜日 午後1時30分:打ち上げ中継開始 午後1時56分:ズベズダの打ち上げ 午後2時15分:打ち上げ中継終了 午後3時30分:バイコヌールから打ち上げ後記者会見の生中継 (時間はおよそのもので、ISSの局の長官が出席する見込みです。バイコヌールの記者団の質問のみとなります。) 午後6時00分:コロレフのミッション管制室からの打ち上げ後後記者会見のリプレイ。 午後7時00分:ジョンソン宇宙センターからのオリジナル・ビデオ・フィード。(打ち上げやNASAのISS計画室のリアクションなども含みます) 7月13日木曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月14日金曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月17日月曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月19日水曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月21日金曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月24日月曜日 午後9時00分:コロレフからズベズダ・アップデート・レポート 7月26日水曜日午前(日本時間)に、ISSとズベズダのランデブー操縦と自動ドッキングがが決定されることになっています。 NASA-TVは、ランデブーとドッキングの最終段階での重要な操縦を中継する予定です。 テレビ映像には、ISSのザリャー・コントロール・モジュールに設置されているカメラから画像が含まれる予定です。 ドッキング後記者会見は、記者団からの質問も含めて、コロレフのロシアのミッション管制センターからドッキング後可能な限り早くにNASA-TVで放送されます。 ドッキングに関する更なる情報は、26日よりも前に入手可能となる見込みです。 |