NASAのマネージャはシャトル・ディスカバリー号のエンジン・コンパートメント内のバルブ取り替え作業は今日遅くまでには完了できるはずで、延期された打ち上げ日程火曜日午前9時05分(日本時間)のスケジュールは維持すると述べています。
但し、これは進行中の作業が問題なく進み、またシャトルの外部燃料タンクのボルトの不具合問題が解決すると仮定した場合です。 打ち上げ日の気象予報はかんばしくありません。 空軍による気象概況: 強い寒冷前線が、土曜日遅くにケネディ宇宙センターの地方を通過すると予想されています。 土曜日の前線通過に先だって、雷雨や所によっては暴風雨になる可能性がわずかにあります。 前線通過後は気温が下がり空気は乾燥して風も穏やかになるでしょう。来週半ばを通して穏やかな天気が予想されます。 打ち上げ日に心配されるのは、風と大西洋の温かい海上に冷たい空気が流れ込んで発生する低い雲です。 火曜日午前9時5分の気象予報 雲量:4オクタス〜5オクタス(空全体を雲が覆った時8オクタス) 雲量:3,000-6,000フィートでスキャターからブロークン 「スキャター」は1〜4オクタス、「ブロークン」は5〜7オクタスを示す。 視程:7マイル 発射台での風:北北西15ノット(瞬間最大20ノット) 気温:68度F 相対湿度:51パーセント 気象的不安要素:RTLS(打ち上げ基地緊急帰還)の場合の風と下層雲 打ち上げを禁止する天気になる確率: 10月10日:70パーセント 10月11日:70パーセント 10月12日:30パーセント |