マーズ・ポーラー・ランダー
通信確立予定時間からの経過時間
マーズポーラーランダーからの信号はまだ受信されていません。
最も早いニュースソースNASA-TV Live(RealPlayer)
JPLのオペレーション室のライブ画像
マーズ・ポーラー・ランダーのミッション現状
(12月14日午前現在)
マーズ・グローバル・サーベイヤーの写真撮影による捜索が計画されています。パラシュートが開いていれば見つかる可能性は高いと当局は考えています。
(9日午前現在)
マーズ・ポーラー・ランダーにそのアンテナを広範囲にスイープして地球を探すように命令が送られましたが、今のところ信号の受信はできていません。
マーズ・ポーラー・ランダーからの信号を受信できる望みはほとんどなくなっていますが、管制チームは2週間ほど通信努力を続けます。
(7日午後5時35分現在)
UHF電波を使いマーズ・グローバル・サーベイヤーを中継してマーズ・ポーラー・ランダーからの信号を受信する試みが今日夕方行なわれましたが、火星からの信号はありませんでした。
この時点で何故彼らがマーズ・ポーラー・ランダーからの信号を受信できないのかと信頼を持って説明することはできなくなったと、NASAのマネージャーは言っています。
実際にはまだ誰もミッションの失敗を宣言していません。しかしミッション管制官達は、ランダーと通信できるという無理な考えで更に調査を続けるつもりです。しかしながら、彼らは信号を受信できる可能性がほとんどなくなった事を認めています。
(6日午後4時15分現在)
火星からの信号はまだ何も受信されておらず、NASAの科学者達は、
マーズ・ポーラー・ランダーの全損を意味する破局的な事故以外にこの沈黙を説明できる選択肢が非常にせまくなっています。
次の通信可能時間は火曜日午後5時20分からで、その次の火星からの信号受信可能時間は水曜日午後4時からです。
その両方とも、かなりかすかな可能性だとプログラム・マネージャーからはみなされています。
(6日午後2時30分現在)
マーズ・ポーラー・ランダーの管制官達は、探査機が火星表面に無事着陸していると期待をかけて更に通信を試みる為に再び集合しています。
先週金曜日の大気圏突入後から何故通信が途絶えているのかといういろいろな考えのシナリオが、マネージャーによってテストされて破棄されてきました。しかしまだ少しのシナリオが残っています。
次の信号受信可能時間は、日本時間で6日午後2時40分から午後4時40分頃までです。
(6日午前4時10分現在)
今回の通信可能時間も、火星の軌道を回っているマーズ・グローバル・サーベイヤーを中継してのマーズ・ポーラー・ランダーからのUHF電波信号は受信できませんでした。
次にランダーと通信が試みられるチャンスは月曜日の夜になります。
現在考えられているシナリオは、ランダーが着陸の際にセーフモードに入り、セーフモードから抜けたがアンテナを地球にロックできなかったというものです。
その時、地球の方向を探すのに格子状にプリセットされたアンテナの指向性パターンが使われたはずです。
(6日午前3時35分現在)
NASA当局はマーズ・ポーラー・ランダーからの信号を受信する次のチャンスの為にスタンバイしています。
この10分間の通信可能時間に、ランダーは中利得アンテナから信号を地球に中継するマーズ・グローバル・サーベイヤーが受信できるUHFアンテナに切り替えます。
通信可能時間は午前3時50分から午前4時までの10分間です。
(5日15時現在)
NASAジェット推進研究所のコンピューター・波形モニターは、自信のある言葉にもかかわらず、火星からの信号を死んだ人の心拍波形のようにフラットな線で表しています。
ミッション・マネージャーや科学者達の表情には、マーズ・ポーラー・ランダーあるいはその双子のディープスペース2からの信号を受信できる希望に陰りが現れています。
今朝の探査機との通信可能時間はやって来て過ぎてしまいました。そしてミッション管制官は事実上今日は諦めました。
次のランダーとの通信チャンスは6日午前3時50分から10分間です。
(4日16時現在)
マーズ・ポーラー・ランダーと双子のディープスペース2はまだ失われたままだとNASAのマネージャーは事実上発表しています。
マイクロプローブからの信号を受信する機会はまだ残っており2時間ごとにやってきますが、ランダーからの受信機会は少なくとも5日午前11時までないとNASAのマネージャーは述べています。
今日最後の記者会見では、プログラム・マネージャーや科学者達は疲労の様子が見えていました。しかしまだ彼らは3つの探査機からの信号を受信できると純粋な期待を持っています。
明らかに誰もがまだタオルを投げたりミッションの失敗を宣言するつもりはないようです。
NASA TV による広報は5日午前11時15分に再開されますが、ディープスペース2から何らかの信号が受信できれば、NASAは直ちにニュースを発表します。
(4日15時現在)
マーズ・グローバル・サーベイヤーがディープ・スペース2の信号を捉える次のチャンスが やってきましたが結果は同じでした。なおこのチャンスは2時間ごとにめぐってきます。
同時にマーズ・ポーラー・ランダーとも何の行動も起こすことができていません。
もしマーズ・ポーラー・ランダーが無事に火星に着陸したけども地球と通信ができないだけの状況であるならば、アンテナを地球を探して振るセットは終えているはずです。
(4日14時15分現在)
飛行管制チームはマーズ・ポーラー・ランダーの火星着陸をまだ確認できていません。
マーズ・ポーラー・ランダーは今朝午前5時1分に火星に着陸したはずでしたが、最初の信号が地球に届く午前5時39分になってもNASAの世界規模地上局ディープ・スペース・ネット・ワークはその信号を検知することが
できませんでした。そして現在までまだできていません。
マーズ・ポーラー・ランダーの火星大気突入の飛行経路は完璧でパラシュートが開いたことも確認されています。
飛行管制チームは不慮の事故の場合の手順を使った通信処理を午前6時24分まで続けました。
また2回目の通信ウィンドウが開いた午前7時4分から40分の間も通信確立を試みましたがマーズ・ポーラー・ランダーからの信号はその時も受信できませんでした。
午前6時45分に開始された最初の記者会見では、マーズ・ポーラー・ランダーのアンテナの向きに問題かあるか着地の時に探査機がセーフモードに入った可能性を指摘しています。
また当局は今後の通信可能時間にアンテナが地球の方向を探すような指令を送る予定です。
また現在火星の軌道を回っているマーズ・グローバル・サーベイヤーが異なった場所に衝突しているはずの2機のマイクロプルーブ(ディープ・スペース2)からの信号を受信しないかが調査される予定です。
14時の報告ではマーズ・グローバル・サーベイヤーはディープ・スペース2からの信号を受信しなかったということです。当局はマーズ・グローバル・サーベイヤーが次にプルーブの上空を通過する時に期待しています。
現在の沈黙にもかかわらず当局は彼らのミッションに自信を残していま
す。
「私は、諦めることなど全く考えていません。チームは何日間でもマー
ズ・ポーラー・ランダーの最終運命については考えません。」とミッシ
ョン・マネージャーのリチャード・クックは言っています。
現在NASA-TVはJPLのミッション・ルームの様子を解説入りで頻繁に生放送しています。最も早い情報源です。インターネットでもRealPlayerで見ることができます。RealPlayerは時間によってサーバーを切り替えているようですので放送されていない場合は別のサーバーを試してください。
RealPlayerサーバーリスト
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マーズ・ポーラー・ランダー火星着陸要領の詳細
ミッション・モニター
着陸の想像アニメーション(avi 7.8Mb)
マーズ・ポーラー・ランダー ホームページ
着陸の想像アニメーション(RealVideo)
JPL管制室のライブ画像
着陸船に搭載されたマイクで火星の音を聞くページ
現在ロボットアームを広げた時の音が試験的に聞けます。
マーズ・ポーラー・ランダーが積んだCD-POM
マーズ・ポーラー・ランダー関連記事集
マーズ・グローバル・サーベイヤー関連記事集
マーズ・クライメイト・オービター関連記事集
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