悪天候や技術的トラブルで数週間遅れていたボーイング社のデルタ2型ロケットは、空軍の先進研究開発衛星と共に初めてのデンマークと南アフリカの科学衛星を火曜日に打ち上げました。
ロケットは、午前2時29分にカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられました。 主要なペイロードである、米国空軍の研究と地球観測先進衛星(ARGOS)は、地球環境の世界規模的なデータを収集しトップ・プライオリティーの軍の宇宙計画実証試験を遂行しながら3年間を費やします。 標準の科学衛星としてはヘビー級で3トン近いARGOS は、国防省の衛星をスペースシャトとか小型ロケットで打ち上げるにはあまりにも大きすぎまた軌道投入までの時間がかかりすぎる為に必要に応じて行う周期的な打ち上げに頼りました。 ARGOSを製造したボーイング社は、この衛星は先進の宇宙技術を試験してそのいくつかは国際宇宙ステーションで使用されることになっていると言っています。 デルタ2型ロケットには他に2つ衛星も搭載して打ち上げられました。 デンマークの科学衛星「Orsted」と南アフリカの科学衛星「SUNSAT」は両国の宇宙計画にとって画期的な出来事となると思われます。 関連記事 1月18日 空軍は火曜日に再度衛星打ち上げを試みます 関連記事 1月20日 空軍のデルタ2型ロケットの打ち上げがまた取り消される 関連記事 1月28日 空軍のデルタ2型ロケットの打ち上げは中止 関連記事 2月13日 デルタ2型ロケットの打ち上げは10回目の挑戦も中止 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9902/23/argos.launch/index.html |