国際宇宙ステーションのミッションで近づくシャトル・アトランティス号とディスカバリー号の打ち上げスケジュールは、予定通りだと木曜日にケネディ宇宙センター当局が発表しました。
ハリーケーンと技術的問題がなくなり、アトランティス号は9月8日にディスカバリー号は10月5日に予定通り打ち上げられます。 ハリケーン・デビーがスペース・コーストに近づく恐れがあった為にKSCのマネージャーは一時アトランティス号を打ち上げ台39Bから移動させることを検討していました。 しかし、デビーの恐れはなくなりアトランティス号は打ち上げ台に残されました。 ディスカバリー号の方は、先週国際宇宙ステーションへ運ぶパーツに技術的問題が発覚しました。 しかし、これらの問題は解決されてミッションは予定通りに進行すると KSCのスポークスマンのジョージ・ディラーは言っています。 木曜日に、ディスカバリー号は巨大なロケット組立ビルに移されました。 そこで、2本のロケットブースターと巨大外部燃料タンクがオービターに取りつけられます。 午前9時30分に予定されていた木曜日の決定は、マネージャー達が気象と技術に関する報告を検討する為に3時間半遅れました。 黄色い運搬車からそびえたディスカバリー号は、作業員達やカメラマンやガードマンを従えて人が歩く速度で牽引されました。 飛行準備を終えると、ディスカバリー号は来週始めにアトランティス号のそばの打ち上げ台39Aに向かいます。 NASAが、2機のシャトルを同時に打ち上げ台に置くのは滅多にないことだとKSCのスポークスマンのブルース・バッキンガムは言っています。 しかし、宇宙ステーションの建設工事が進み常駐乗組員が滞在するようになれば、このような事は普通になるでしょう。 「ステーションのミッションが始まれば、我々はこのような光景をもっと多く目にするようになるでしょう。理想的には、我々は1機のシャトルを打ち上げ台に置き、別の1機は飛行中で、さらにもう1機が飛行準備中という工程です。」とバッキンガムは言っています。 アトランティス号の9月8日の飛行は、これから数年で35回のステーション・ミッションを控えるKSCの歴史上最も忙しい期間の始まりとなります。 アトランティス号とディスカバリー号の飛行の後は、エンデバー号が11月末にステーションへ向かいます。 来年は8回の飛行が予定されています。 アトランティスのミッションは物資搬送、ディスカバリー号とエンデバー号のミッションは、ステーションのセグメント輸送が目的です。 |