ケネディ宇宙センターの労働組合はユナイティド・スペース・アライアンス社(USA)との交渉に応じて、土曜日のストライキは回避されました。
金曜日の夕方、USAとメカニックス&エアロスペース・インターナショナル労働組合連合の交渉者との間で正式調印がなされました。 単産労働組合2061の組合員達は、メリット島のキワニス公園の体育館で2時間の労働組合大会を開いて、今後3年間の契約条件を受け入れるかどうかの投票を行いました。 可決か否決には投票者の3分の2以上の投票が必要です。 およそ630人のメカニックス達は、6月2日はスト賛成に投票していました。 IAMのメンバーには、クレーンの操作やシャトルのまわりに足場を組むシャトル艦隊支援作業を行う要員が含まれていました。 ストを支持する作業員達は、USAが提案する給与水準、医療保険、退職制度に反対していました。 ストが回避されて、労働組合員達は、予定通りの業務に戻りました。 宇宙センターの労働組合にとっては、1994年に3ヶ月以上のストを打って以来は、初めてのものになるところでした。 USAは、予定通りにシャトルを打ち上げられると言っていましたが、それはシャトル計画に直接影響する初めてのストライキになるところでもありました。 もし組合員達が今回の回答を拒否していたら、ストを打つかどうかの2回目の投票が行われることになっていました。 この契約には、およそ600人の電気技師、電子技術士、後方支援業務作業員達、打ち上げ台のクレーン作業員達を含んでいます。 彼らを合わせると、USAのシャトル準備作業要員のおよそ10パーセントにもなります。 関連記事 |