アメリカとロシアの宇宙当局は、追加試験が実施できるように国際宇宙ステーションの次のコンポーネントの打ち上げ日程を数週間遅らせました。
ステーションの居住区の役目をするロシア製のサービス・モジュールは、11月中頃にカザフスタンから打ち上げられると思われていました。 NASAとロシア宇宙庁は、現在打ち上げ日を12月26日から1月16日までの間で考えています。 正確な日程はおよそ1ヵ月後に発表されます。 これはサービス・モジュールの長期にわたる遅れの最新のもので、そのほとんどはロシアの資金難が原因です。 しかし今回の延期は、続く組み立て飛行に影響を与えません。 7月のコロンビア号の打ち上げで明らかになった配線不良の為にNASAが実質上シャトル艦隊の飛行を中止していることを、双方が利用すると決定したと、NASAのスポークスマンのカイル・ヘリングが述べました。 「それは、我々が実施できないと思っていた宇宙ステーション・サービス・モジュールの二重試験実施の機会を与えるものです。」と、ヘリングが述べました。 このサービス・モジュールが打ち上がる時は、「ピザハット」の巨大な広告を付けたロシアのロケットが運びます。 レストラン・チェーンが、木曜日にこの事を発表しました。 |