フライト管制官は火曜日に、危険な宇宙ゴミを避ける為に国際宇宙ステーションの軌道を上昇させました。
NASAのスポークスマンのカイル・ヘリングは、新しいステーションでは初めてになるこの操作はうまくいったと伝えています。 6月にモスクワのフライト管制官達は、宇宙ステーションを宇宙ゴミの破片の進路から移動させるのをしくじっています。しかしこと時は宇宙ゴミは結局ステーションから十分な距離をとって通過しました。 軌道を回る物体を追跡監視しているコロラド州コロラドスプリングスのアメリカ宇宙司令部がNASAに、水曜日に宇宙ステーションの1マイル以内を使い古したペガサス・ロケットが通過するだろうと通告したとヘリングは言っています。 火曜日の操作はその間隔を安全な15マイルに広げました。 移動の前の宇宙ステーションの軌道は、高度230マイル×247マイルでした。 全ての生命維持システムを装備している次のロシアのモジュールの到着試験の為に、NASAはいずれにしても、宇宙ステーションの軌道を来年早くには上昇させる予定でした 宇宙ステーションの最初の2つのピースが昨年暮れに打ち上げられた時、NASAはこの宇宙施設は宇宙ゴミを回避する為に年間2度ほど移動しなければならないだろうと予想していたとヘリングは言っています。 関連記事 10.20 宇宙にはもっと多くのゴミが飛び回っているとESAが警告。(CNN) 06.21 国際宇宙ステーション危機一髪。(ABC) 06.21 科学委員会議長がNASAにISSが衝突しかかった状況を質問。 (NASA WATCH ) 06.19 NASAはシャトルの訪問後はステーションを動かせませんでした。(CNN) |